地域農産加工品を学ぶ

1月22日(水)、岡山農業普及指導センターの加藤さんと西大寺農協の串田さんの2名を講師にお迎えし、園芸科学科(野菜類型)3年生のグリーンライフの授業で、農村の魅力と地域農産加工品について教えていただきました。西大寺地区特産品開発推進会では、西大寺観音院でご祈祷してもらった地元産米(ヒノヒカリ)を本来のおいしさが感じられるように、粉にするのではなく炊いてつぶして皮をつくり、カボチャや干しダイコン、ゴボウ・ニンジンなどを具として包んだものを焼いていただく「おやき」を商品化しています。今日の授業では、講師の先生の指導の下、生徒達が実際にホットプレートで「おやき」に焼き目をつけ、試食させていただきました。生徒達は今まで食べたことがないようで、初めてのおいしさにとても満足していました。このように地元の食材を使って、農産加工をする取り組みは、農業の「6次産業」化といわれ、農家の経営を多角化し収益を高める方法として注目されています。農業がますます元気になり、地域が活性化されるように私たちも応援していきたいと思います。

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生物生産科 課題研究発表会

1月21日(火)生物生産科3年生が、この一年間に取り組んだ課題研究の成果発表会がありました。発表題数は9題で、次のようなタイトルでした。

「圃場の整備と中庭の橋制作」「野菜栽培と米粉料理の研究」

「ヤーコンとジャガイモの栽培「米ぬかの有効利用についての研究」

「オリーブの搾りかす給与による肉質の向上in瀬戸南」

「加工品による廃鶏肉の商品価値の向上」

「岡山地鶏の品種改良と肉質の向上の研究」

「ふれあい広場修復」「ヤギの調教」

どの発表からも生徒達の活動の様子がしっかりと伝わってきました。

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