農業鑑定競技会は、農業に関する知識・技術の成果を鑑定・判定・診断する実力を競い合う競技です。40問出題され、制限時間内に解答します。最高得点を取った生徒は学校代表として10月に長崎県で行われる農業クラブ全国大会に出場します。
★フラワーアレンジメント競技県大会
優秀賞 園芸科学科3年 石川友貴(旭東中出身) 河田 舞(桜が丘中出身)
6月10日、スパイラルブーケを約30分で制作し、デザインセンスと技術を競う競技で、本校代表で出場した二人が受賞しました。
★家畜審査競技(肉用牛の部)岡山県大会
団体最優秀賞 生物生産科3年
矢尾拓人(邑久中出身)、西村亮人(瀬戸中出身) 、廣田龍之介(牛窓中出身)
個人3位 矢尾拓人(邑久中出身)
6月22日、肉牛の善し悪しを見分ける技術を競う競技で、瀬戸南高校は開催担当校として、選手だけでなく3年飼育類型の生徒たち全員が大会運営に大活躍しました。
★プロジェクト発表岡山県大会に出場
6月29日、日頃の研究活動の成果について発表しました。発表タイトルは次の通りです。
「トマトの安定生産と品質向上への取り組み寒・冷紗による裂果対策」園芸科学科3年生野菜類型生徒7名
「米生産から米粉パン交流で仲間づくり」生物生産科3年生栽培類型生徒6名
5月25日晴れ、園芸科学科3年草花類型の生徒たちは、教室等の前の花壇に思い思いのデザインしたリボン花壇を制作しました。ペチュニア、インパチェンス、マリーゴールド、ダイアンサス、ケイトウ、アリッサム、サルビアなど生徒たちが栽培した色とりどりの花壇苗を2階から配置をチェックしながら植え付けました。それぞれのグループでテーマを決めて、楽しみながらも真剣に植え付けていました。植え付けをするときのポイントについて尋ねる
と「根鉢をくずすために手で断根することで、この作業により新しい根が生えやすくなる」とのことでした。また、花を思いっきり切り取るグループもありました。理由を尋ねると「新しい花芽ができるのを促進するため」とのことでした。手際よい作業で感心しました。
3年生の学習活動の集大成としてこの一年間取り組んだ調査研究や作品制作についての発表会が本校体育館にて行われました。
生物生産科と園芸科学科では、合計46題の発表があり、パソコンを使って記録写真やデータを示すなどとても分かりやすい内容でした。聴衆者からの鋭い質問にもしっかりと受け答えしており、さすが3年生だと感心しました。発表内容は、多岐に渡っ
ており、野菜栽培に関する実験や、庭園づくりといった校内美化に関する内容、果樹の栽培に関する研究など大変興味深いものでした。専門学習を深めた発表も多く、来年度以降にもつながる素晴らしい発表会でした。
生活デザイン科では、最初にホームプロジェクトの発表が行われ、身近な家族に目を向けた学校で学んだ事を活かした素晴らしい取組が紹介され、続いて食物や情報、被服の課題研究の発表と教養・保育・福祉の類型発表がありました。特に学校の農産物を使った瀬戸南バーガーの研究や制作したドレスの発表、教養類型の授業紹介や保育と福祉類型による学習成果を披露する劇など元気あふれる発表会でした。
この日は、天気にも恵まれたこともあって朝早くから二千人にも及ぶお客様が来られ、瀬戸南高校は一年の中で最も賑わう日となりました。日頃の学習成果を発表する場であるこの行事に約220名の生徒が、販売担当として、各種委員会や部同好会・ボランティアを含め約100名の生徒が、受付や案内・警備・駐車場や催し物の担当として頑張りました。
農場では、種まきから丹精込めて栽培したシクラメン、パンジー・葉ボタンや草花を寄せ植えして作った生徒作品、安心安全を心掛けて収穫した柿・キャベツや里芋、お米などの農産物、原料の栽培から加工までを取り組んだ味噌、ローストチキン、スモークチキンなどの畜産加工品などを販売しました。
生活デザイン科では、おこわと本校の米粉を使った手作りのシフォンケーキを販売しました。PTAの方の協力による温かいうどんの販売など大盛況でした。ご来場くださいました皆様に厚く御礼申し上げます。