5月24日(金)、中間考査が終わったばかりの生物生産科の1年生と2年生が実習をしました。晴天が続いたおかげで、21日に刈り倒した牧草(イタリアンライグラス)が良く乾いたので収穫しました。トラクタでロールべーラを牽引し牧草をロール状にした後、ラッピングマシーンを使って白いラップで包みました。一方、牛舎では、除糞や餌やりなど日常の管理をしました。とっても暑い日でした。お疲れ様でした・・・。
5月に入り、江西小学校の2年生と交流会を2回行いました。第1回目は、小学校の花壇やプランタにキュウリとミニトマトを植えてもらいました。高校生が先生役になり、挿し絵を使って全体で説明したり、班別で実演したりして小学生に教えました。この交流は、コミュニケーション能力を養うとともに、今まで学習したことを振り返られる絶好の機会なのです。生徒たちは一生懸命頑張っていました。
第1回交流「キュウリ・トマトの植え付け」
第2回目は、本校の畑を利用してサツマイモの苗を小学生と植えました。生徒たちは、今回も挿し絵を用意して臨みました。交流も2回目になるとお互いにコミュニケーションができるようになっていて、晴天の中、良い雰囲気で交流をすることができました。うまく教えられたかな? しっかり管理して、秋においしいサツマイモを持って帰ってもらいましょう。
第2回交流「サツマイモの植え付け」
5月21日(火)、園芸科学科草花類型3年生のオオカナダモ研究班(4名)は、岡山市の用水路に繁殖するオオカナダモの肥料化に関する研究を始めました。できた肥料を有効利用するために、どのような調査と研究をしたらよいのか学習するため、「有限会社スコレー」の大内さんを訪問しました。親切にいろいろと教えていただき、やる気がみなぎってきました。まずは、オオカナダモの肥料を作ることから始めます! よーし、やるぞ!!
5月21日(火)、中間考査1日目。体育科と保健の先生方にお世話いただき、心肺蘇生法の教員研修を行いました。一通りの解説をいただき、グループに分かれて模型を相手に胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用、回復体位の練習を行いました。事故がないことが一番ですが、何か起きた時には、今日の研修が生きてくると思います。体育科と保健の先生方、お世話になりました。また参加された先生方、お疲れ様でした。
5月17日(金)、商品開発プロジェクト「おかき戦隊瀬戸南じゃー」のメンバー7人が「FFJの歌」を歌い、撮影した動画をNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」に応募しました。ドラマの中で、十勝農業高校3年生という設定の奥原なつ(ヒロイン 広瀬すずさん)が、日本学校農業クラブ連盟(FFJ)の歌を歌ったことが全国で話題になり、NHKが農業高校に歌の動画を募集したのがきっかけです。
農業高校らしさをアピールするために、いつもメンバーが世話をしている和牛たちにも背景として出演してもらいました。終了後は牛たちを牛舎に入れて、餌を食べさせました。さすがは農業高校生! 牛の扱いも慣れています!!
5月17日(金)、生物生産科栽培類型2年生がイネの種籾をまきました。品種は「きぬむすめ」です。成苗(大きな苗)にするために、セル(小さな区切り)トレイ状の苗箱に播種機を使って籾をまきました。播種した苗箱は苗代に並べ、地面に密着させるために板を乗せ、上に乗って体重で押さえつけ、ラブシートと呼ばれる不織布をかぶせて水やりをしました。昨日3年生が播種した「朝日」の苗箱も同じように並べました。良い苗が出来るよう、みんなで管理をしていきます。
5月17日(金)、飼育類型の2年生が「畜産」の授業で、ロープワークの練習を行いました。本校の和牛飼育では頻繁にロープを使います。柵に牛を繋いだり、体重を量るために鼻環(はなぐり)にロープを結んで誘導したりと使う場面は様々です。畜産での学びを通して色々な技術を身に付けてほしいです。
5月16日(木)、生物生産科1年生40人がイネの籾(もみ)まきを行いました。種籾は温湯消毒をしたものを使い、苗箱の小さく区切られたセル毎に3粒ずつ手で播きました。
そして、覆土作業は、最初に説明を受けた生徒があとの生徒にやり方を教えるなどして、協力して合計30枚の苗箱に種籾をまきました。
成長した苗は、農薬や化学肥料を使わない環境に優しい稲栽培に使っていきます。
5月16日(木)、平板測量の授業で、測点に据え付けが完了するまでの時間のタイムアタックを行いました。最速タイムは26秒! 時間だけでなく、測点に正確に据え付けているか、平板が水平になっているかなどの技術についても評価されていました。全員、楽しみながら技術を磨いていました。
5月15日(水)、生物生産科3年生が水田のレンゲをトラクタですき込みました。レンゲは土の中で発酵・分解されてイネの肥料になり、化学肥料の使用を低減させることができます。5月に満開になったレンゲも花の時期が終わり、種を付け始めました。養分が種に移る前にすき込むと肥料としての効果が高くなります。
3年生が上手にトラクタを使い耕うんしました。この水田ではもち米の「ヤシロモチ」を植え付けます。できたもち米は「瀬戸南おかき」の材料になります。
水田の隅では水を張りドロを練って、イネの育苗箱を設置する苗代を作りました。田植えの準備が着々と進んでいます。
5月15日(水)、園芸科学科草花類型の3年生が、草花Aの授業でトルコギキョウの苗をプランタに定植しました。3月にポット上げをして本葉が7~8枚程度生長した苗を、葉が重なり合わないように少しずらして植え、肥料と薬を与えました。7月~8月の「瀬戸南市」で販売できるように、咲く花の色や形を想像しながら、愛情込めて管理をしていきます!
5月15日(水)。生活デザイン科保育類型の2年生が、「子ども文化」の授業で、瀬戸町内にある「岡山市千種認定こども園」に見学実習に行ってきました。初めての実習で緊張している様子でしたが、子どもたちの顔を見ると緊張も和らぎ、安心して見学をさせていただくことができました。「子どもたちの遊び方」「先生の園児への接し方・注意の仕方」「年齢ごとの教室の違い」など、特に意識して学びたい項目は生徒それぞれ違いましたが、一人ひとりの視点でしっかり学べたようです。10月の実習を楽しみに、今日も19人で学んでいます!
5/15(水)、総合実習で和牛の直腸検査を行いました。直腸検査とは、直腸に手を入れて、卵巣や子宮の状態を触診することです。人工授精や妊娠鑑定などにも用いられる技術です。「めっちゃ温かーい」、「これかなー?」と熱心に実習に取り組む姿が印象的でした。今回の実習を通じて、よりウシを好きになってほしいです。
5月14日(火)。ワインの製造について学ぶため、赤磐市にある「サッポロビール株式会社岡山ワイナリー」を視察しました。総務部の吉田さんと近常さんに、工場とブドウ畑を案内していただきました。近隣にある施設ですが行ったことがなく、とても楽しみにしていました。ワインの製造について事前に少し学習して行きましたが、それでもたくさんの学びがありました。また、本校でも栽培している「マスカット オブ アレキサンドリア」をワイン用に栽培されており、その仕立て方が全く異なることに驚きました。懇切丁寧な説明に、生徒たちもとても感激しました。これからの自分たちの研究に役立てていきたいと思います。
5/14(火)、牧草の夏作に向けて、牧草地へ窒素系肥料を施しました。3年生と2年生の合同チームで、散粒機という農具を使って均等に散布するように注意して行いました。牧草がしっかり生長して良い飼料になることを期待しています。
5月に入り、園芸科学科野菜類型の3年生が育てている水耕栽培メロン(アールス系)もしっかり生長し、人工交配が始まりました。
メロンは雌花が果実になります。雌花は両生花なのですが葯が退化している場合が多く、受粉・受精するために雄花の葯に入っている花粉を利用して人工交配をします。3月始めに種をまき、3月終わりに定植すると大体この時期に人工交配をするようになります。生徒はまず始めに説明を受け、自分が担当しているメロンから雌花を探し、その雌花の柱頭に雄花の花粉を優しくつけます。この時、花粉がきちんと着いたかもポイントになります。受粉・受精が成功すると2~3日後には果実が膨らんでくるので、生徒も自分が育てている感じがでてきて実習が楽しくなります。
さて、交配は上手くいくでしょうか。頑張って交配しましょうね。
5月10日(金)、生物生産科2年生が種もみの温湯消毒を行いました。温湯消毒は農薬を使わない種もみの消毒方法で環境に優しい農法です。種もみを60℃のお湯に10分間漬けることで、種もみの消毒ができます。注意しなければならないことや、コツを学びました。消毒した種もみは、来週の種まきに向けて水につけて吸水させていきます。
種もみの消毒の後は新タマネギを収穫して、販売のために計量・袋詰めをしました。
その後、無農薬栽培トマトに支柱を立て、整枝(えき芽取り)と誘引の仕方を学びました。
2時間の授業の中でたくさんのことが学べました。
家庭クラブ週間の行事として、5月9日(木)に「感謝の日のカーネーション作り講習会」を実施しました。
2・3年生の家庭クラブ役員8名の指導のもと、生活デザイン科1年生の40名がカーネーション作り(ペーパーフラワー)にチャレンジしました。2・3年生の先輩にやさしく教えてもらいながら、一生懸命、感謝の気持ちを込めてカーネーション作りをする1年生の姿が印象的でした。完成した赤とピンクのカーネーションは花束にして、メッセージカードと共に日頃お世話になっている大切な家族にプレゼントしました。
5月8日(水)、9日(木)。園芸科学科1年BC組が、植物バイオテクノロジーの授業でパンジー・ビオラの標本しおり作りを実践しました。3週間前の4月17日、18日に花壇に咲いているパンジー、ビオラを採取しました。キッチンペーパーを1枚敷いた上に採取した花を置き、その上にキッチンペーパーをもう1枚被せ、雑誌のページに挟み込み水分を吸収させました。できあがりの中できれいなものを選び、ラミネート加工します。その際、学名、和名、採取場所、採取日、採取者を書いたラベルを一緒に入れます。生徒たちは完成品を見て、できばえに感動していました。