稲わらの収穫:その1(生物生産科)

11月6日(水)。稲刈りが終わり、その副産物として稲わらが発生します。本校では、稲わらを収穫して和牛の飼料として利用しています。ウシが稲わらを食べ、消化された牛糞を堆肥化し、水田や牧草地の肥料として利用しています。いわゆる「耕畜連携の循環型農業」です。

今日は、「農業機械を用いて稲わらを収穫する」ことをテーマに実習を行いました。  この実習で使用した農業機械は、トラクタとロールベーラーです。ロールベーラーとは、牧草などを円筒形に圧縮、成型する作業機です。まずは、この作業機をトラクタに装着するところから実習を始めました。最初に、3点リンク装置でトラクタと作業機を装着します。次に、PTO軸にユニバーサルジョイントを取り付けて、トラクタから動力を取り出せるようにします。最後に、今回使用しているロールベーラーは電子制御されているので、プラグを差し、農業機械の準備は終了です。

次の圃場の準備は「その2」で紹介します。