「去年のシクラメン、今年も咲かそう」を合い言葉に今年度もシクラメン講座が始まりました。第一回目は、非休眠法による夏越し方法を取り上げました。シクラメンは、高温が苦手な植物なので傷みやすい夏をうまく乗り切ることが大切です。ポイントは、直射日光・西日や雨の当たらない戸外の涼しくて明るい場所に置くことです。園芸科学科3年の番能拓也君(瀬戸中出身)が講師を務め、丁寧で分かりやすい説明だったと好評でした。次回は、6月15日です。
3年生の学習活動の集大成としてこの一年間取り組んだ調査研究や作品制作についての発表会が本校体育館にて行われました。
生物生産科と園芸科学科では、合計46題の発表があり、パソコンを使って記録写真やデータを示すなどとても分かりやすい内容でした。聴衆者からの鋭い質問にもしっかりと受け答えしており、さすが3年生だと感心しました。発表内容は、多岐に渡っており、野菜栽培に関する実験や、庭園づくりといった校内美化に関する内容、果樹の栽培に関する研究など大変興味深いものでした。専門学習を深めた発表も多く、来年度以降にもつながる素晴らしい発表会でした。
生活デザイン科では、最初にホームプロジェクトの発表が行われ、身近な家族に目を向けた学校で学んだ事を活かした素晴らしい取組が紹介され、続いて食物や情報、被服の課題研究の発表と教養・保育・福祉の類型発表がありました。特に学校の農産物を使った瀬戸南バーガーの研究や制作したドレスの発表、教養類型の授業紹介や保育と福祉類型による学習成果を披露する劇など元気あふれる発表会でした。
本校のシフォンケーキがこの度、「石窯パン工房麦のひげ(赤磐市河本)086-956-1641」及び「赤磐商工会」の協力により商品化する運びとなりました。米粉シフォンケーキは、10数年前から試行錯誤をして生み出した小麦粉シフォンケーキのレシピを基本に、平成21年度より2・3年生が中心となって開発したものです。昨年のシクラメン祭では、米粉消費拡大の観点から生物生産科の生産した卵や米粉を原料に米粉シフォンケーキ「まるごとSETONAN」を製造し、販売しました。その取り組みを赤磐産朝日米の利用促進へと大きく展開し、新たな地域貢献として進めて行きます。
1月13日の最終打ち合わせ会では、試食を行い、ラベルを検討しました。そして1月15日には、念願の販売がスタートしました。商品名はSETONAN米助シフォンケーキです。 私たちの思いを乗せて販売しますのでぜひお買い求め下さい。朝日新聞に掲載されました。 その他いろんなところに取り上げられています。