草花だより29話 「シクラメンの病害 その1」

 10月6日。
 シクラメンの栽培では萎凋病(いちょうびょう)」の病斑をよく見ます。半分が黄色くなり、しおれてしまいます。フザリウム菌による病気で、どこにでもいる菌のため、普段の予防が大切です、新しい鉢、新しい土を使って、衛生面に注意して実習をするように心がけています。シクラメンの実習では、コロナウィルスが流行する前から手洗い消毒を行ってから作業をしています。それでも今年も多くの株が病気になってしまいました。発病すると捨てるしかなく、怖い病気です。
 
 お知らせ:今年のシクラメン祭もコロナのため開催できなくなりました。申し訳ありません。代わりに11月15日~11月20日に、「玉井青空市」「Aコープ西日本くまやま店」にて、1日50鉢限定で販売を予定しています。よろしくお願いします。