野菜だよりVOL.69 メロンの水耕栽培がスタート

 3月3日、園芸科学科野菜類型の2年生が、温室で栽培するメロンの播種を行いました。温室メロンの栽培は、3年次に春と秋の2回行います。温室での栽培は、ロックウールという資材を土の代わりに用い、栄養を含む溶液のプールに浸して栽培する水耕栽培です。生徒たちは、今まで行ってきた畑の土での栽培との違いを学びながら、注意深くロックウールの準備を行いました。そして、種子の向きにも気をつけながら、メロンの種を一つずつ丁寧にロックウールに播種をしていきました。 
 播種が終われば、ロックウールを30度前後の温水に浸し、種の発芽を促進させていきました。同時に、水耕栽培では病気が発生した場合、すぐに全体に広がってしまうことから、今まで以上に注意しなければならないことなど、様々な注意点を学びました。