12月24日、表彰式、新役員認証式、2学期終業式
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表彰式
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表彰式
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表彰式
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表彰状披露(前半16名)
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表彰式
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表彰式
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表彰式
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表彰状披露(後半13名)
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生徒会・農業クラブ・家庭クラブ新役員の整列
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武澤生徒会長への認証書授与
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大森農業クラブ会長への認証書授与
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中務家庭クラブ会長への認証書授与
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3本部会長所信表明
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新役員への校長からの挨拶
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2学期終業式

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校長式辞

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平成25年度 2学期終業式式辞
今日で2学期が終わります。
2学期の行事をタイトルだけで振り返ってみると、桃源祭体育の部、修学旅行、桃源祭文化の部、そして農業クラ
ブ岡山県大会、最後はシクラメン祭りというように多くの学校行事がありました。 そのような行事を通して、今まで
気が付かなかった友達の才能や、良いところを発見したり、 自分も達成感や充実感を味わった人も多かったと思
います。
先ほどは、表彰式を行いましたが、 フラワーアレンジメントコンテストで文部科学大臣賞を受賞した園芸科学科
3年の原さんをはじめ、様々な分野で、大勢の人に表彰状の伝達を行うことができ、大変嬉しく思います。
また、賞状のあるなしに関係なく、マラソンの有森裕子さんが、かつて言った 「自分で自分を誉めたい」 と思った
人も大勢いると思います。結果も大切ですが、努力を続けてきた途中の過程が、一番大切です。 必ず将来につな
がります。
さて、この2学期は警報が発令された関係で、一日遅れでスタートしました。
始業式の式辞で、2学期に全員で取り組んでほしいこととして2つ言いました。
1つ目は、「授業3か条」に取り組んで、授業中の先生方との言葉のやりとり・コミュニケーションを通して、休み時
間でも先生方に対して、友達言葉やため口ではなく、正しく綺麗な言葉遣いが、自然にできるようになってほしいと
いうことでした。
2つ目は、「そうじ」です。
「綺麗な心は、綺麗な環境の中で育つ」と始業式で言いましたが、教室であれば、床にゴミが落ちていたり、黒板
にプリントが貼られていたり、汚れていたりすると、それが気になって授業に集中できません。
みんなは、この「授業3ヵ条」と「掃除」の2つを、意識をしながら、2学期を送ることができたでしょうか。
元旋盤工で作家の小関智弘さんが、「職人学」という本の中で、こんな事を言っています。小さなねじにも、作り手
の心意気が表れる。 大阪にあるねじ工場の職人が言った言葉として、「 “不良品でないからまあいいか”と妥協す
る人と、“こんなものをお客様に納入したら会社の恥”と考える人とでは、美しさがまるで違う。」
つまり、「こだわり」が勉強や仕事の出来を左右すると、その道50年の職人が言っています。
例えば、みんなは冬季休業中の課題もあると思います。 答えがわからないところを空白まま提出しても、まあいい
かと思う人と、空白のまま課題を提出したら恥だと思って、徹底的に調べて空白を埋めて提出する人の差。
また、掃除にしても、 箒を持って掃除をしているふりをする人と、 自分の掃除場所が綺麗にならないのは恥だと
思って、一生懸命掃除をする人とでは、美しさがまるで違うと思います。良い意味での「こだわり」を持つことは大切
なことです。
最後になりましたが、明日からは冬休みです。 クリスマスや年末年始など各家庭での行事があったり、外に出か
けていく人も多いと思います。 気持ちが高ぶり過ぎると、周りの状況が見えなくなって、思いがけない事故やトラブ
ルに遭う確率が一気に高くなります。
3年生は社会人となる日まで100日足らずです。
1、2年生は、 普段から高校生は、 もう大人なんだという意識を持ちながら、 落ち着きのある行動をして、 来る
2014年の新しい年を迎えてください。 そして、 新年1月8日には、 全員が元気に3学期始業式を迎えれることを
願って、2学期終業式の式辞といたします。
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平成25年12月24日(火)
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