新年のご挨拶 “提案力の向上”

 新年明けましておめでとうございます。
 旧年中は、本校教育に対しまして、格別のご支援を賜り心より感謝申し上げます。
 平成24年度もあと3学期を残すばかりとなりました。
 昨年4月から具体的学校経営目標として5点を掲げて教育に取り組んでおりますが、
12月現在の様子を次の3点について述べさせていただきます。

@「言葉遣いと身だしなみ」
 「言葉遣い」 に対する生徒の自己評価は、 普段から意識している生徒が83%、
きちんとした身だしなみであると自覚している生徒は90%となっています。 本校
の生徒と教員は、実習を通してコミュニケーションを頻繁にとっている関係ですが、
やはり100%を目指し、 「親しい仲にも礼儀あり」 を念頭に、さらに指導していく
必要を感じています。
A「基礎学力の向上」
 今年度は、特に数学力の向上に重きを置き、夏季休業中に基礎学力アップ補習を行い、レベルアップを図りまし
た。 生徒の自己評価では、67%の生徒が基礎学力が向上したと評価しています。

B「部活動の充実」
 6/22に部活動アンケートをとった結果、所属率は82%でしたが、 そのうち毎日参加できている生徒は45%でし
た。放課後の実習と時間が重なり、やむを得ない面もありますが、 さらに部活動の活性化を図る必要有りと感じて
います。
 夏季休業中には、近隣のIPU環太平洋大学の大学生と合同で練習をし、指導を仰ぎながら競技力の向上を図り
ました。また、生徒アンケートの「興味ある部をつくってほしい」との要望により、軟式野球と弓道部(現、同好会) を
発足しました。軟式野球は、この3月から開始予定とし、弓道は昨年の9月から本格的に練習を始めました。 現在
は合計27の部、同好会がありますが、精選していく必要性も考えています。


 最後になりましたが、全ての目標に関してまだまだ十分な成果はあがっていないと思っています。 今後は生徒か
らの提案、 教職員からの提案によって、 どうしたら本校がさらにレベルアップするかを一人ひとりの提案力を向上
させるとともに、失敗を恐れず、挑戦していく所存です。
 本年が皆様にとりまして、素晴らしい年になりますよう祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成25年1月1日(火)

瀬戸内海に昇る初日の出


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