生徒の提案に 感動
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昨日臨時生徒総会が始業式後に行われました。協議は粛々と進み、閉会寸前に3年生の男子が「発言して
いいですか。」と手を挙げました。全校生徒は少しびっくりしたように彼の方を向いて少々ざわざわとしました。
すると3年生の就職希望者約50名がその場に立ち上がり、そしてその中から数名が前に出てきました。前に
立った生徒達は全校生徒に訴えました。「私たちは3年生の就職希望者です。応募前会社見学をしたり、面接
練習をする中で、あいさつがいかに大切かがわかりました。みんなであいさつを頑張りましょう。 そして、先生
方にお願いがあります。僕たちがあいさつをしたら先生方もしっかりとあいさつを返してください。・・・」
この“生徒の提案”をうけて、再度今朝 9/4、臨時の生徒集会を開きました。 私はこのように話しました。
「昨日の臨時生徒総会において、3年生の就職希望者の人が大勢起立し、前に出て“あいさつの提案”をした
ことはびっくりしたと同時に感動しました。 そして、先生方に対してあいさつをきちんと返してくださいと要望し
たことは、勇気ある行動だったと思います。 ・・・(中略)・・・ 本校では、 ついにみんなの方からあいさつを
しようという声が上がりました。先生自身、教員になって20数年ですが初めての経験です。
昨日の始業式で話したように、 年下の者から年上の者に先にあいさつをするのは一般的な礼儀ですが、こ
の機会にさらにお願いしたいことがあります。・・・それは、「おはようございます」は9文字、「こんにちは」なら
たったの5文字。 その5文字の中に心を込めてほしい。 あいさつによってお互いが気持ちよく、 そして楽しく
なるあいさつをしてほしい。 ・・・(略)・・・ 『あいさつができる生徒、あいさつができる学校は就職・進学に対し
て強い』です。みんなの力でさわやかなあいさつが当たり前の学校にしましょう。」
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平成24年9月4日(火)
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