カテゴリー別アーカイブ: 各学科

味噌加工、始まりました(生物生産科栽培類型)

9月になり、生物生産科栽培類型では味噌加工が始まりました。この時期は、1月に学校で生産した米と地元の大豆で仕込んだ味噌を、豆の形状が残らないように味噌くり機(ミンチ機)ですりつぶして、再仕込みをする作業をおこないます。1年生から3年生まで、各学年の総合実習の授業で行っています。 お客さんに販売することを意識して、体調管理、服装、器具の点検、洗浄、安全な作業など、食品製造で必要なチェックをみんなで行い、衛生管理を徹底することを学びます。

再仕込みをして1か月ほど熟成させた味噌は、10月からパック詰めをして、販売をしていきます。 今しばらくお待ちください。

江西桜こども園とのブドウ交流(園芸科学科果樹類型)

9月12日(木)、園芸科学科果樹類型の2年生31名が、江西桜こども園の年長組の園児68名とブドウ収穫交流学習をしました。生徒が園児に交流の内容をわかりやすく説明した後、班に分かれて手を繋ぎマスカット温室まで案内しました。一緒に温室に入り、ハサミに気を付けながらマスカットを収穫したり、生徒が手つくりした紙芝居でブドウに関するクイズを出題したりと、楽しい時間を過ごすことができました。収穫後は、収穫したブドウを味わい、交流を終了しました。 いつか、この園児の中から後輩の園児と再び交流できる生徒が誕生してほしいと思います。

ヒナが瀬戸南高校の仲間入り(生物生産科飼育類型)

9月11日(水)、本校に鶏のヒナが仲間入りしました。「ボリスブラウン」という品種で、卵を生産することを目的に改良された、赤玉系の卵を産む採卵鶏です。今は生後1~2日のヒナですが、約4か月経つと卵を産み始めます。今は抵抗力が弱いので、一つひとつの管理に細心の注意が必要です。

今日は、生物生産科飼育類型の3年生が、飲水とえづけを行いました。一羽一羽、給水器に顔をつけてやることで、飲み水の在りかを覚えさせることができます。 今回、仲間入りしたヒナについては、主に生物生産科1年生が管理(デビーク、ワクチン接種など)を行っていきます。尊い命です。しっかり管理していきましょう。

ハクサイ定植・ダイコン播種しました。(生物生産科)

9月11日(水)、生物生産科1年の「農業と環境」の授業で、でハクサイの定植とダイコンの種まきをしました。ハクサイの苗は1人6株を植え付け、大根は5ヶ所に種まきをおこないました。どのように植え付けると、後の生育が良いのか、病害虫対策はどのように行うかなど学習しながら、植え付けを行いました。きちんと植え付けや種まきをしているかが今後の生育に現れてくるので、ドキドキしますが楽しみです。

最後に水田で稲の花の観察をして、開花・受粉・受精について学びました。

川崎医療福祉大学との高大連携 (生活デザイン科福祉類型)

9月10日(火)、生活デザイン科3年福祉類型の授業で川崎医療福祉大学との高大連携授業として、倉敷のフィールドワークに出かけてきました。 「子どもソーシャルワークセンターつばさ」や「NPO法人子育て応援ナビぽっかぽか」を訪問させていただき、子育てを取り巻く環境や子育て支援の現状や課題について学びました。

その後、川崎医療福祉大学の学生の方の案内で、倉敷駅周辺や美観地区を歩いたり、地域の人との意見交換を行いました。子どもの居場所作りの活動や地域の子育て支援について、高校生の視点で意見を求められ、生徒に貴重な意見交流の機会を与えていただきました。ありがとうございました。

子育て応援ナビぽっかぽか
子どもソーシャルワーク
センターつばさ
大学生や地域の方との
交流

第3回シクラメン講座(園芸科学科草花類型)

 9月10日(火)、今回(第3回)のシクラメン講座では、夏越し方法のことを学習しました。受講生の方が持参された2年目のシクラメンを手に取り、「これは株が大きくなっているので、現在5号鉢だけど6号鉢に植え替えましょう」とか「まだこのままでいけますよ」など、それぞれの鉢の状況に応じて生徒がアドバイスをしました。「平成のシクラメンを令和でも咲かそう!」を合い言葉に、大切に管理していきましょう。

また、昨年の第4回目のシクラメン講座(11月6日実施)でオリジナルシクラメンを播種したのですが、葉がたくさん出ていい感じに生育している株の鉢上げも行いました。暑さと乾きに気をつけながら、開花に向けて頑張りましょう。

次回(第4回)は11月12日(火)で、「寄せ植え」を行います。受講生の方々と楽しくできるように、準備を張り切って頑張ります。

オオカナダモの視察見学(生物生産科・園芸科学科)

生物生産科栽培類型と園芸科学科草花類型が共同で岡山市農林水産部の依頼を受け、水草のオオカナダモの肥料化実験に取り組んでいます。オオカナダモは県南の水路に大量繁殖しており、水路管理の妨げとなるため市が除去をしています。その除去した藻を資源として利用できないか?と考え、栽培類型はイネを、草花類型はシクラメンを対象作物として肥料化実験を行っています。

今日は、生物生産科栽培類型の2年生20名と園芸科学科草花類型の3年生4名が、岡山南区役所で市農林水産部の方や浦安土地改良区の方からオオカナダモに関する講演を聞き、浦安地区の用水路の現地視察を行いました。また、生徒が現在までの研究の中間報告を行ったところ、本研究にとても期待していると言ってくださいました。

今日学んだことをこれからの研究に生かしていきます。

なお、この様子は、9/7付けの山陽新聞にも掲載されました。

カラーコーディネート講習会 (生活デザイン科)

9月5日(木)、3年生のファッション造形の授業で、岡山情報ビジネス学院講師の藤原なをみ先生をお招きして、カラーコーディネート講習会を実施しました。 色相環や統一と変化(コントラスト)というカラーコーディネートの基本から、色の分類を教えていただきました。

そして、最も楽しみにしていたパーソナルカラー診断では、色を春、夏、秋、冬の4つのグループに分類し、肌の色や瞳の色、髪の色や唇の色で自分に似合う色を診断しました。まずはセルフチェックをして、グループでお互いの似合う色を探していきました。最後に先生に一人ずつ診断していただき、自分に似合う色を診断していただきました。「同じ青でも、春の青と夏の青は違います。自分に似合う色を身につけることで、顔の印象ははっきりし、肌はなめらかに見え、きれいにみえます。」という先生のお話が大変印象に残りました。今日の講習会で学んだことを今後のファッションの参考にしたいと思います。 

有限会社スコレー見学(園芸科学科果樹類型)

9月5日(木)、園芸科学科果樹類型の2年生31名が、農業の多角経営をされている岡山市北区の有限会社スコレーさんを見学しました。会社の概要や経営展開のポイントをわかりやすく説明してくださった後、ほ場と販売施設を見学させていただきました。ブドウやドラゴンフルーツ、洋ランなどの生育状況や、それらを材料とした加工品も見せていただき、新たな知見を得ることができました。これからの授業に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

子牛の体重測定!(生物生産科飼育類型)

生物生産科3年生の総合実習で子牛の体重測定を行いました。7月末に生まれた子牛なので、約1か月でどれくらい成長したのか確かめました。生まれたときには47kgでしたが、72kgにまで成長していました。子牛にとっては母牛から離れるのは初めての経験だったので、体重計まで誘導するのがとても大変でした。これからもすくすく健康に育ってほしいです。

家畜審査競技(肉用牛の部)に出場!(生物生産科飼育類型)

9月4日(水)、岡山県農林水産総合センター畜産研究所を会場に、家畜審査競技(肉用牛の部)が開催されました。家畜審査競技とは、簡単に言うと複数の家畜(今回は黒毛和種)を見比べ、順位付けをする「審査眼」を競う競技、いわば「牛のミスコン」です。結果は残念ながら入賞することはできませんでしたが、他校の様子も知ることができ、良い経験となりました。 今年度は1・2年生が出場したので、来年以降上位入賞できるよう頑張っていきたいと思います。  

今回の競技を開催するにあたって、会場と出題家畜を提供していただき、また審査長として講評していただいた岡山県農林水産総合センター畜産研究所の皆様に感謝申し上げます。

シクラメンの葉組みとリング付け(園芸科学科草花類型)

9月4日(水)、園芸科学科3年C組の草花類型の生徒がシクラメンの葉組みとリング付けを行いました。まず、温室に入る前によく手を洗い、さらに消毒をしてからシクラメンに触るようにしています。シクラメンは病原菌に弱いため、この先、病気などにかかると大きなダメージを受けるからです。生徒も気が引き締まって一生懸命に取り組みました。

葉組みをすることで、花芽や葉芽がたくさん出てくる箇所(芽点)に光が当たりやすくなります。リングは葉組みをした状態を固定するもので、シクラメン祭に出荷するまであと2回行います。「今年も多くの花が咲きますように・・・。」みんなで頑張っていきます。

瀬戸南醤油圧搾しました(生物生産科)

9月4日(水)、生物生産科3年の醤油プロジェクトメンバー6名が、近隣の笹埜醤油醸造元で黒大豆醤油の圧搾を行いました。この醤油は、プロジェクトメンバーが1年生の時に学校で栽培した黒大豆を、3月に麦麹と塩と水で仕込み発酵させたものです。もろみを布に広げて袋状に折り畳み、その上にまた布を敷いてもろみを広げていく。この工程を何度も繰り返し、自然に醤油が垂れてくるのをまちます。圧力をかけて搾るのは明日になります。そして、搾った醤油は樽に入れてしばらく寝かせ澱を沈ませます。

搾りたての生醤油の味見もしました。「うどんにそのまま付けたらおいしそう」という意見がありました。 10月に加熱後、瓶詰をして販売する予定です。黒大豆の醤油、楽しみにしていてください。

和牛の子牛誕生!(生物生産科飼育類型)

9月3日(水)、午前7時頃に黒毛和種の子牛(オス)が生まれました。体重は40kgで平均より少し大きい子牛でした。

分娩は午前6時頃から始まり、前肢が出てきてからちょうど1時間程度で終わりました。母子ともに健康で安心しました。元気で立派に成長してくれることを願っています。

ブドウ&ワイン&パスクラサンの勉強合宿(園芸科学科果樹類型)

9月3日(火)・4日(水)に、赤磐市さんの取り計らいで、果樹類型3年生の地域貢献グループが、「ワイン用ぶどう収穫及びワイン醸造についての学習&パスクラサンフルーツソース勉強会」という名の合宿を課題研究の一環として実現することができました。 一日目。午前中は、キャンベルとリースリングというワイン用ブドウの収穫を体験させていただきました。市役所の方も応援に来てくださいました。午後は、選果場でブドウの傷んだ箇所を取り除く調整作業を行いました。夜は、生産者の方を招いて意見交換会を行いました。生産者の方々の苦労や熱い思いを知るよい機会となりました。

二日目。朝から、パスクラサンのラベルデザインについて話し合いをしました。生産者の方を前面に出そうという案で一致しました。次に、ドイツの森の中にある「是里ワイナリー」で、ブドウを搾汁する工程を見学させていただきました。そして、ワイン製造について沢山学ぶことができました。製品として消費者の方々の手に渡るまでいろいろな工程があり、コストと手間がかなりかかっていることがよくわかりました。

課題研究のまとめに大いに役立つ合宿になりました。ありがとうございました。

おかき戦隊、吹屋でトウガラシを収穫!(生物生産科)

8月29日(木)、おかき戦隊せとなんじゃーのメンバー4名が、高梁市吹屋でトウガラシの収穫をしました。天気予報では雨でしたが、作業を始めると奇跡的に雨がほとんど降らず、最後まで収穫作業をすることができました。収穫した約10kgのトウガラシは、吹屋地区にある佐藤紅商店で柚子と塩を混ぜて「柚子胡椒」に加工されます。その柚子胡椒を使った柚子胡椒味のおかきを生産し、10月27日の高梁市のお祭りで販売する予定です。是非、足を運んでみてください。

なお、この日は山陽放送の取材があり、瀬戸南おかきの歌を歌いながら収穫している様子がRSKイブニングニュースで放送されました。山陽放送の方々、ありがとうございました。

ハクサイの播種をしました。(生物生産科)

8月26日(月)、生物生産科1年生がハクサイの播種を行いました。種子のまき方やポイントなどの説明を受け、セルトレイにハクサイ(品種:黄ごころ75)を播種しました。全員で協力しながら、説明どおりに播種することができました。

翌日には種子から芽が出ていました。9月中旬に定植、11月に収穫する予定で、収穫したハクサイは販売したり、家庭に持ち帰って味わってもらいます。大きく育てるぞ!

瀬戸南の黒大豆醤油、完成間近!(生物生産科)

8月26日(月)、生物生産科3年生の醤油プロジェクトメンバーのうち3名が、醤油製造を委託している近隣の醤油醸造元に醤油の状態を確認に行きました。この醤油は、学校で育てた黒大豆を材料に、メンバーが1年生の3月に醤油醸造元で仕込み、定期的に状態を確認してきたものです。

今後の予定ですが、9月上旬にもろみを搾って寝かせた後、10月に火入れ(加熱)をして瓶詰めを行います。10月のシクラメン祭で販売できるように、ラベルの作成や販売方法を生徒たちで考えていきます。今年限定の黒大豆醤油、楽しみにしていてください。

環境パネルを設置しました。(生物生産科栽培類型)

8月22日・23日に岡山市役所1階ロビーで行われる「岡山県環境保全型農業推進パネル展」に、生物生産科栽培類型の3年生が課題研究で取り組んでいる「お米甲子園を目指した良食味米生産研究」のメンバーが作成した写真パネルを展示しました。

生物生産科では、「菜の花農法」や「レンゲ農法」といった化学肥料や農薬に頼らない稲作を行ったり、種もみは農薬を使わない「温湯消毒」をしたり、稲作の副産物である稲ワラを牛の餌に利用したり、牛糞を発酵させて肥料として利用したりと、環境保全型農業に取り組んでいます。これらの様子や、田植えから現在までに水田で捕まえた「環境に優しい学校の水田に棲む昆虫や両生類」の写真を展示しました。近くまで寄られましたら、是非パネル展を見に来てください。