カテゴリー別アーカイブ: ②園芸科学科

生花のコサージ パート3(園芸科学科草花類型)

1月31日(金)。草花類型1年生が、コサージ作製3回目の練習を行いました。今回は、カスミソウとレーザーファンです。カスミソウは「フィラフラワー」として、すき間を埋める小花の役割をします。レーザーファンは「葉もの」として、コサージの輪郭をつくります。3年生のことを思いながら、みんな一生懸命に取り組みました。先週行ったリボンワークの復習は時間が足りなくてできなかったので、来週することになりました。作り方を覚えていてね。

第4回大地の力 コンペ「二次審査」

本校の生物生産科と園芸科学科のそれぞれのプロジェクトチームがエントリーした「大地の力コンペ」。「農業と故郷を活かす」をテーマに企画書を作成しました。そして、二次審査まで進み、本日、電話インタビュー審査がありました。緊張しましたが、インタビュアーの方の質問に無事に答えることができました。私たちの取組や考えを、多くの方々に知っていただく機会となり、また、計画の大切さを実感するよい機会となりました。最終審査が待ち遠しいです。

生花のコサージ パート2(園芸科学科草花類型)

草花類型1年生が、卒業生用のコサージ作製2回目の練習を行いました。今回は、リボンワークとスプレーカーネーションのパーツ作りです。 リボンは5ループに仕立て、ワイヤーでくくります。スプレーカーネーションはワイヤーを刺してから花茎に沿って曲げ、短い方のワイヤーでもう片方と花茎に巻き付けます。最後はフローラテープでテーピングします。お世話になった3年生のために頑張っていきましょう。

校内プロジェクト発表会

1月21日(火)。今日は、各学科・類型の代表生徒による校内プロジェクト発表会を行いました。これまでの取組をまとめて分析したものを、全校生徒の前で発表しました。また、農業大学校に進学された先輩の模範発表もあり、とても有意義な会となりました。各発表のタイトルです。

  • 生デ:復活!備前黒皮かぼちゃ~私たちの手で地域へ発信しよう~
  • 栽培:行くぞ!!お米甲子園
  • 野菜:防根給水ひもによる野菜の砂耕栽培の取り組み
  • 果樹:フレッシュホルダーを装着したブドウの品質保持に関する研究
  • 飼育:Making Red Egg ~卵黄の赤化と加工品の製造~
  • 草花:シルバーマルチを利用したシクラメン栽培について
  • 模範発表 生生:交流で地域活性化を目指して!  ~歌え♪おかき戦隊 瀬戸南じゃー~
  • 模範発表 農大:カーネーションにおける少量培地耕の栽培方法の確立

DNAの抽出実験(園芸科学科)  

 今日は、DNAの抽出実験を3年生の植物バイオの授業で行いましたので紹介します。DNAについては教科書で習っていますが、実際に見ることも大事ですので抽出実験を生徒と行いました。

材料は実験しやすいバナナを選びました。まず、DNAとタンパク質を引き離す抽出液を作り、ビニル袋でペースト状にしたバナナをなじませます。

   抽出液にバナナをなじませたらペーパーフィルタでろ過します。ろ液が出来たら、小さじ一杯の中性洗剤を入れ静かに混ぜます。

   ろ液に、エタノールを静かに注ぎ込ます。エタノールは水より比重が軽く二層に分かれます。数分待つと白い雲のようなモヤモヤとした物体(DNA)が浮き上がってきます。



実験した生徒も、初めて見たDNAに感心していました。中にはつまんで持ち上げる生徒もいました。やはり、見える化は大事なんだなと改めて思いました。

総合実習「ブドウのせん定」(園芸科学科果樹類型)

今年は暖冬で、ブドウの樹の休眠が心配な今日この頃です。

1月17日(金)、1年生の総合実習でブラックビートのせん定を行いました。せん定ばさみで慎重に枝を切り落とし、芽を一つ残してせん定しました。その後、切り口に殺菌剤を塗布しました。せん定枝は、農業残渣として燃やされる状況にありますが、何か活用できないかと考えているところです。

生花のコサージ パート1(園芸科学科草花類型)

草花類型2年生と草花類型1年生が、3月1日の卒業式に向けて生花のコサージ作製の練習を開始しました。本番で使用するコサージは2月28日に完成させますが、それぞれのパーツ作りの練習です。 フォーカルポイントに使うシンビジウムなどのラン、フォーカルポイントを引き立てる脇役のマスフラワーとしてのスプレーカーネーション、空間を埋めるフィラフラワーとしてのカスミソウ、葉ものとしてのレザーファン。それぞれの役割とワイヤリング、テーピングの方法を理解しました。また、出来上がりを見て、触って、確かめました。 今回は前半のランだけを練習しましたが、次回からスピードを上げていきます。そして、過去の先輩達がとっても苦労した「リボンワーク」もやっていきます。頑張っていきましょう!

園芸科学科課題研究発表会

1月15日(水)。園芸科学科3年生が果樹・野菜・草花の3類型に分かれ、課題研究発表会を2年生を前にして3会場でそれぞれ行いました。3年生が1年間に渡り、計画、栽培、調査、分析、考察を行った課題研究。努力の結晶が伝わるようにプレゼンテーションも作ってきました。2年生からの鋭い質問に動揺することもありましたが、全員が無事に堂々と発表できました。3年生のみなさん、お疲れさまでした。

2年生のみなさん、来年の課題は見つかりましたか? 早めに取り掛かって、さらに良い課題研究発表会にしていきましょう!

建設機械の資格取得に挑戦!(生物生産科・園芸科学科)

12月25・26日に、生物生産科2年生(8名)と園芸科学科2年生(3名)の生徒が小型車両系建設機械の資格取得に挑戦しました。キャタピラー教習所の方の指導のもと、学科講習と実技講習を受講しました。

写真の機械は、地面を掘ったり整地したりする建設機械で、工事現場でよく見かける小型のショベルカーです。 実技講習では、初めて操作する機械に戸惑いや不安がありましたが、慣れてくると上手に掘削作業や整地作業ができるようになりました。無事に資格を取得することができるかな? 

取れる資格はたくさん取って、進路の幅を広げよう!!

パスクラサンに学ぶ(園芸科学科果樹類型)

12月23日(月)。パスクラサンの研究を2年生が引き継ぎ、新たなプロジェクトがスタートしました。果樹類型の生徒4名が新商品の開発を目指します。 今日は、規格外のパスクラサンをいただきに福島さんのもとへうかがいました。いろいろなお話をうかがうことができた上に、試食までさせて頂きました。

また、赤坂の直売所にも足を運び、市場調査も行いました。生徒の瞳が輝いていました。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

12月18日(水)。園芸科学科果樹類型3年生のパスクラ研究班が、岡山高島屋さんでパスクラサンの販売実習を行いました。福島農園から仕入れたパスクラサンを、特設ブースで試食していただきながらPRしました。多くの方々に興味を持っていただき、私たちのこれまでの取組が報われたような気持ちになりました。生産者の福島さん夫妻も来店され、記念撮影も行いました。

来年度も、この取組を後輩たちが引き継ぎ、新たなプロジェクトを立ち上げてもらいたいと思いました。

なお、この様子が12月19日の山陽新聞の岡山市版に掲載されました。

シクラメン講座(5回目)(園芸科学科草花類型)

12月17日(火)。「平成から令和のシクラメンを咲かそう」と開講した本年度のシクラメン講座も、いよいよ5回目の最終回となりました。あいにくの雨模様でしたが、受講生の方々もほぼ全員ご参加くださいました。

今日は、皆さんのシクラメンの管理方法についての情報交換がメインで行われました。夏の高温対策に悩まされ、毎年の気候の変動に対応することができずに株を枯らしてしまった方が多かったです。特に、水のやり過ぎなどが多かったように思います。 そこで提案したのが、底面給水鉢の底皿を外した管理方法でした。この方法だと底皿がないために潅水に注意が払われます。また水が多すぎても、下の皿がないために余分な水が抜け、意外と元気な状態をキープできるという長所があります。     

また、夏越しをしていく中で失敗?してしまった株も、手入れをすることで球根から植物の生命力のすごさを感じることができる、シクラメンの「コーデックス」について勉強しました。これは、シクラメンがきれいな塊根植物であり、球根から葉柄(葉の茎)や花梗(花の茎)が生えるところを見て、わび・さびを感じることが最近ブームになっているものです。紹介後は、実際に植え込みをして、きれいに仕上げました。

受講生の皆様、1年間お世話になり、ありがとうございました。来年もシクラメン講座を行う予定ですので、よろしくお願いいたします。

ハウスのビニル貼り替え(園芸科学科草花類型)

12月12日(木)。2年生B組の草花類型の生徒で、草花ハウスのビニルの貼り替えをしました。まずは屋根の部分、つまの部分、巻き上げの部分、そしてすその部分を気をつけて外しました。その後、真新しいビニルをみんなで貼り替えました。

今日は天気もよく、集中して楽しくできました。しわもなく貼れ、巻き上げもきれいに仕上げられました。お疲れ様でした。

「パスクラサンを知る」(園芸科学科果樹類型)

12月11日(水)。園芸科学科果樹類型3年生のパスクラサン研究班が、生産者の福島さんのお宅にうかがい、追熟の様子を観察させていただきました。果実は小さなものから順番に追熟が進み、ギフト用として箱詰めされていました。また、試食もさせていただき、ついに初めてパスクラサンを食べることができました!  とてもクリーミーで甘く、リンゴとバナナを掛け合わせたような味でした!!

来週の18日から岡山高島屋さんで販売実習をさせていただく予定となっています。ここまで多くの方々のサポートがあり、たくさんのことを勉強することができました。感謝しかありません。ありがとうございました。

なお、この様子が読売新聞に掲載されました。

農業大学校との交流学習(園芸科学科果樹類型)

12月9日(月)。今日は、園芸科学科果樹園芸類型の2年生全員で農業大学校を訪問し、果樹に関するプロジェクト研究の内容及び成果について、先輩方から直接説明をしていただきました。また、ほ場見学もさせていただき、モモやブドウ以外の話もうかがうことができました。

地域の果樹園芸に関して、たくさんの知識を得ることができました。また、来年度の「課題研究」のテーマ設定や研究の進め方について、大いに参考となりました。ありがとうございました。

講演「世界と闘う日本の農業」(せとみなみパワーアップ事業)

12月9日(月)。特別講演としてJTB中国四国のエグゼクティブプロデューサー兼岡山県教育委員会留学コーディネーターの田村秀昭先生をお招きし、「世界と闘う日本の農業」と題して、生物生産科と園芸科学科の1年生に講演をしていただきました。スマート農業や6次産業化の話にとどまらず、インバウンドや外国人旅行者のデータを示しつつ、農業の可能性について熱く語っていただきました。普段の農業生産の講演とは異なり、たくさんの発見や驚き、気づきがあり、とても勉強になりました。

ありがとうございました。

本年度最後の瀬戸南市

11月30日(土)。学科説明会、生デフェス★2019、そして瀬戸南市。半日に3つのイベントを同時開催しました。

今年最後の瀬戸南市は晴天にも恵まれ、延べ人数125人という大イベントになりました。 「新鮮なレタス、キュウリ、餅米、味噌、おかき、黒豆醤油、ローストチキンは軽減税率のレジへ。シクラメンを始めとする草花は、新税率のレジにお並びください。では、思う存分、瀬戸南高校の空気を吸ってお買い物をお楽しみください。」と、園芸科学科3年草花類型長の景山くんの元気なあいさつで始まりました。 地域の方や懐かしい卒業生との再会も有り、あっという間の2時間でした。

今年1年、大変お世話になりありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

ブドウハウスのフィルム張り替え(園芸科学科果樹類型)

11月27日(水)。風の無い穏やかな天気。3年生の「総合実習」の授業で、ブドウの施設栽培で用いているビニルハウスのプラスチックフィルムの張り替えを行いました。ブドウ栽培では、雨よけをしないと病気が発生します。本校では、ガラス温室とビニルハウスで13品種のブドウを栽培しています。定期的に劣化したプラスチックフィルムを張り替えなければなりませんが、息を合わせて行わないと、フィルムに穴が開いたりしわがよったりします。今回はとてもうまく張り替えができました。3年生、お疲れ様でした。

今後は強制落葉やせん定の実習が待っています。

江尻地区との交流会(園芸科学科草花類型)

11月21日(木)。園芸科学科草花類型の2年生が、江尻地区の方と寄せ植えづくりの交流会を行いました。これまで2年生は販売用の寄せ植えをいくつも作り、寄せ植えコンテストにも出場して、そしてシクラメン祭などでも販売活動をしてきました。いよいよその技術を披露する場です。

トラックから荷物を降ろすと、全員であいさつをして、早速開始です。植え方や植物の話をしながら、次第に打ち解け、最後は寄せ植え作品を見ながら管理方法などの会話に花が咲いていました。江尻地区のみなさん、お世話になりました。