飼育類型:「ついに!!1年生初めての実習」

 6月1日(月)。快晴の中、生物生産科一年生は新品の実習服に着替え、初めての「総合実習」を行いました。ウシとニワトリの2グループに分かれて実習を行いました。生徒にとっては初めての体験がたくさんありましたが、真剣に取り組むことができました。

 ニワトリグループは、鶏舎の入り方や、実際に卵を集める集卵(しゅうらん)作業、割れている卵の見極め方等について説明を受けました。実際に新しい卵と古い卵のゆでたまごを使って、どちらの殻が剥きやすいか、しっかり考え、日常生活のちょっとした豆知識も得ることができ、非常に深い学びとなりました。

 ~ちょこっと豆知識~

 ゆでたまごは、新鮮な卵より、古い卵の殻のほうが剥きやすいです。それは、新しい卵の白身に炭酸ガスが多く含まれていて、茹でたときに薄皮が圧着するので、剥きにくくなります。逆に、古い卵はその炭酸ガスが抜け、卵と殻の間に隙間ができ剥きやすくなります。

果樹園だよりvol.36「ブドウの歴史こぼれ話」

  6月1日。いよいよ学校再開の日を迎えました。 ハウスのブドウはすくすく育ち、かなり大きくなっているものもあります。 粒もどんどん成長しています。

 さて、壁画で有名な高松塚をはじめ、日本各地から出土している古鏡の中には海獣葡萄鏡があります。薬師寺の薬師如来の台座にブドウの浮き彫りもあるくらいですから、古くからかなり身近な植物であったことがうかがえます。ただ、食したかどうかの記録は残っていないようです。