カテゴリー別アーカイブ: ①生物生産科

『ヒナから食卓まで』この題名で…!!

生物生産科2年生、飼育類型の生徒21名、命の教育のスタートです。DSC_0037
6月5日 ニワトリ(チャンキーブロイラーという種)のヒナが学校の鶏舎へ入りました。このヒナを肉用として、これから約60日、この2年生だけで育てていきます。DSC_0030
毎日、朝夕のエサやりと毎週木曜日に行われる生育調査を基本管理として育てます。その後、と殺、解体、加工、それから食卓へとつながる一連の実習をしていきます。DSC_0033

牧草の収穫

5月初旬、生物生産科飼育類型では飼育しているウシの飼料となる牧草(飼料作物)の収穫を行いました。

収穫用の特殊な機械をトラクターに取り付け、作業開始。

玉のような汗をかきながら作業は進み、広々とした飼料畑からは多くの牧草が収穫できました。

収穫された牧草は特殊なビニールでラッピングし、栄養価が上がるよう保存しておきます。

体力的に大変な作業でしたが、愛情をかけて育てているウシのため、とても達成感のある実習になりました。DSC00132DSC00135DSC00141DSC00157DSC00166

肉質を学ぶ。

4月3日に集荷した肉用牛の肉質を学習するために、生物生産科(飼育類型)の生徒4名が食肉センターを訪問しました。センター内にある枝肉を前に、歩留まりや脂肪交雑(霜降り肉の程度)などについて、担当者から専門的な用語を交えながら詳しい説明を受けました。この肉は還元肉として学校に戻し、学習や校内販売にDSCN0039活用する予定です。DSCN0043

肥育牛の出荷

4月3日、生物生産科飼育類型で飼育していた牛(黒毛和種、名前さわやすさくら)を出荷しました。

生徒が愛情を込めて込めて育てた牛を出荷することは、一抹の寂しさがあります。

特に運搬用のトラックに積み込む際、牛と目が合うと胸がキュンとなります。

しかし、生産家畜としての運命を十分理解しての飼育の体験は、「命と心の教育」の根底となり、とても勉強になっています。

今後、この牛は食肉センターで処理され、精肉としIMG_0527IMG_0535て学校に帰ってきます。IMG_0542

みのる産業見学 2月21日

本年度、生物生産科栽培類型の2年生18名は、みのる産業(株)さんと共同で、田植え同時米ぬか散布機を用いた稲作の研究に取り組んできました。米ぬかを水田にまくと、水田の水が濁り雑草の光合成を阻害します。また米ぬかが発酵することで有機酸が発生し、雑草の発芽を防いでくれます。これにより、除草剤の散布が不要になるのです。

できたお米の分析をみのる産業さんにお願いし、2月21日(金)に本社へお邪魔しました。分析結果をお聞きすると、食味値は78.0で、慣行栽培の75.7を上回っていました。また、雑草はほとんど無く、収量は、慣行区の470kg/反を上回る514kg/反で、米ぬかの効果が認められました。

さらには田植機を作っている工場の見学もさせていただきました。地元の有名企業を深く知ることができ、有意義な見学となりました。

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牛の受精卵移植見学

 2月4日(火)の放課後、生物生産科の飼育類型の生徒23人が見まもる中、本校で飼育している黒毛和牛(やすかつひら 5歳)に、津山市の畜産農家から提供を受けた冷凍保存の受精卵が、岡山家畜保健衛生所の黒岩獣医師と
本校卒業生の青山哲也氏(現 岡山大学農学部4年生)により移植されました。牛舎では受精卵の移植を受ける牛の顔を優しくさする生徒、受精卵移植についての説明を一生懸命に聞く生徒の姿がありました。座学で学んだ事を間近で見ることのできる農業高校ならではの一場面でした。なお、この取り組みの記事が、2月5日(水)朝日新聞朝刊岡山版に掲載されました。

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地域と連携した取り組みの動画(1月22日放映)をご覧ください

1月22日、江西小学校で行われたお米パーティーの様子を Oniビジョンのホームページで動画で見ることができます。 http://www.oninet.ne.jp/archives/category/comi をクリックしてください。

 瀬戸南高校生物生産科栽培類型3年生は、江西小学校5年生との米作り交流活動を行っています。1学期には瀬戸南高校で田植え交流、2学期には瀬戸南高校で稲刈り交流を行いましたが、今回は、収穫した米を使ったお米パーティーを小学生が企画してくれました。生徒の生き生きした様子をご覧ください。

また、同じ日に瀬戸南高校で行われた 地域農業を学ぶ取り組みの様子も紹介されています。6次産業について地域の頑張っている姿に刺激を受けました。

 

3年生による学習の集大成 発表会が行われました。

1月23日、本校体育館にて3年生による専門学科の成果発表会(3~4限には農業クラブ校内プロジェクト発表会、5~6限には生活デザイン科課題研究・類型発表会)が行われました。

【農業クラブ校内プロジェクト発表会】 生物生産科飼育類型の代表発表は、廃鶏肉を有効活用する研究でオリジナルのミートローフや薩摩揚げを試作する研究でした。生物生産科栽培類型の代表発表は、米ぬかの有効活用に関する研究で米ぬかを畑にまいて除草効果を確かめる実験や米ぬかを使ったパンの製造などユニークな研究内容でした。園芸科学科果樹類型の代表発表は、安全なモモ作りを目指して生物農薬であるフェロモン剤の実証試験でした。フェロモン剤で防げない害虫の発生への対応が課題であることが分かりました。園芸科学科野菜類型の代表発表は、トマトの生育を促進させる効果のあるコンパニオンプランツ「ネギ」をトマトのそばに植え付けたらどうなるのかを確かめる研究で、実験結果からトマトの生育が促進されることがわかりました。園芸科学科草花類型の代表発表は、シクラメンに関する様々な取り組みについての発表でした。特にシクラメンの知識技能を高めるために開発した校内資格「シクラメン検定」や原種を素材にした品種改良が印象的でした。

 

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【生活デザイン科課題研究・類型発表会】 生活デザイン科の教養類型の発表では、教養科目の授業の様子についての紹介がありました。生徒代表による英語のスピーチが印象的でした。福祉や保育の実習で学習した内容についての紹介(車いす体験、保育園実習の実演 絵本の読み聞かせ)、被服の授業で作成したドレスを披露するファッションショー、様々なアイデアの企画提案に関する発表など家庭科ならではの取り組みが紹介されました。

生物生産科 課題研究発表会

1月21日(火)生物生産科3年生が、この一年間に取り組んだ課題研究の成果発表会がありました。発表題数は9題で、次のようなタイトルでした。

「圃場の整備と中庭の橋制作」「野菜栽培と米粉料理の研究」

「ヤーコンとジャガイモの栽培「米ぬかの有効利用についての研究」

「オリーブの搾りかす給与による肉質の向上in瀬戸南」

「加工品による廃鶏肉の商品価値の向上」

「岡山地鶏の品種改良と肉質の向上の研究」

「ふれあい広場修復」「ヤギの調教」

どの発表からも生徒達の活動の様子がしっかりと伝わってきました。

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「きらり輝け!岡山さんフェア 2013」で瀬南生大活躍

  12月26日(木)に岡山県生涯学習センターで行われた「岡山さんフェア2013」専門高校の学習成果発表会に、瀬戸南高校の生徒45名が参加しました。上の写真は、農業学科を代表して生物生産科と園芸科学科の生徒が、農業教育の紹介をしているところです。フラワーアレンジメントコンテストで日本一になった原さんがフラワーアレンジメントのデモンストレーションをしている間に、ハクサイ、米、ローストチキンなどの実物を示しながら様々な農業学習の場面をわかりやすく説明していました。sanfea

 

 

 

 

 

 

 

 また、生活デザイン科保育類型の生徒は、ポップアップカード作りの体験コーナーを、福祉類型の生徒はリラクゼーションマッサージの体験コーナーを担当しており、来場されたお客様を相手に日頃の学習成果を存分に発揮していました。

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農業研究所にお米の食味検査を依頼しました

 生物生産科では、みのる産業(株)さんと共同で、田植えと同時に米ぬかを散布して水田の雑草を抑える研究をしています。無事に収穫も終わったので、お米の食味検査をしていただくために岡山県農林水産総合センター農業研究所へお邪魔し、作物担当の前田さんに試料をお渡ししました。検査結果は来年になるとのことでした。
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栄光の泉の橋を架けろ!

 12月12日、栄光の泉に橋を架ける取り組みが大詰めを迎えました。このプロジェクトは、生物生産科3年生が、岡崎先生の指導の下、課題研究の授業で取り組んでいるもので測量から設計、溶接組み立てまでのすべてを行うものです。中庭の機能と安全性を向上させるこの取り組みに大いに期待しています。

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文化祭での研究発表に向けて

 生物生産科3年生飼育類型の生徒達が、授業で課題研究のとりまとめをしていました。制作したパネルは、11月9日の桃源祭文化の部で展示をする予定です。内容は、本校演習林から切り出した 材木を使ったログハウス作り(写真)、廃鶏チキンを使ったミートローフの製造、岡山地鶏の飼育実験、オリーブ絞りかすを使った高級和牛の肥育、ヤギの調教と様々なジャンルがあります。

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今週のナイスショット(10/29~31)

 瀬戸南農場もいよいよ秋らしくなってきました。稲刈りもほぼ終わり、果樹の実習室では干し柿作りが始まりました。干し柿は昨年度から本格的に作っており、昨年度はその干し柿を使用した干し柿パウンドケーキを商品化することができました。本年度も年明けになりますが、石窯パン工房「麦のひげ」でお買い求めください。

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本校の玄関前には、園芸科学科の1年生が、農業と環境の授業で作った「菊」が展示されました。現時点ではmつぼみの大きさは、1~2cm程度ですが10cm程度の大きな花が咲くそうです。楽しみです。

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地域の親子クラブが、動物交流のために本校農場にやって参りました。生物生産科3年生の飼育類型の生徒が、動物クイズを出題し、動物についてわかりやすく説明してくれました。

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出産直後の母牛を救う!

10月23日朝、母牛が出産した。初産であり、予定日を過ぎての出産ということもあって子宮が飛び出す大変危険な状態となった。母牛を救うべく牛を励ましながら飛び出た子宮を懸命に戻す農業教員達、そこには命と向き合う瞬間、張り詰めた空気があった。獣医が駆けつけてくださり、教員の素早い対応もあって、母牛は無事、子牛は元気だ。

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江西小学校5年生に稲刈り農業体験をしていただきました

10月18日、瀬戸南高校の農場にて、江西小学校5年生98名が、黄金色に実った稲の収穫体験を行いました。担当してくれたのは、生物生産科3年栽培類型の15名です。鎌の使い方から結束の仕方などを高校生が説明、小学生は元気よく一生懸命に取り組んでくれました。豊かな実りに感謝し、主食であるお米を身近に感じてくれればと思います。3学期には収穫したお米を一緒に食べる企画もあります。楽しみです!

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家庭総合で洗剤について学ぶ

10月15日、生物生産科2年家庭総合の授業で、花王株式会社が作成した授業プログラム「環境のことを考えた 快適なくらし」に紹介されているプログラム1「なぜ洗剤を使うの?」を実践しました。授業者はプログラム作成にも関わった長谷川指導教諭です。簡単な実験を効果的に取り入れ、ワークシートに記入し考えながら学ぶ授業実践です。生徒達は身近にある洗剤について興味関心を持って学習することができました。次の授業では、プログラム2「環境に配慮した洗濯」について学習を進めていきます。

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