ヒナの成長記録VOL.7:「鶏痘(FP)ワクチン接種!!」

 6月16日。生物生産科2年生の生物活用の授業で、ヒナのワクチン接種を行いました。今回接種したのは鶏痘(FP)ワクチンです。前回のILTワクチンは目薬のように眼にワクチンを投与する点眼方式でしたが、今日は穿刺(せんし)という方式でワクチンを投与しました。 穿刺法とはワクチンを鶏の翼膜(写真1:赤三角部分)に穿刺し、投与するやり方で、穿刺部位の皮膚でワクチンウイルスを増やし、免疫を付けさせます。生徒の皆さんはかわいそうという気持ちになりつつも、鶏が伝染病にかからないためだとしっかりと理解し、実習を行うことができました。

作業でのポイント

① 翼膜(写真1:赤三角部分)付近の羽を取り除き、穿刺する際にワクチンが羽毛につかないように注意する。

② 穿刺する際に針が血管に打ち込まないようにする。

③ ペアで作業する場合、自分と相手に刺さないように注意する。