飼育類型:「大きくなったヒナにワクチン接種!!!」

 6月9日(火)。今日は卵の日です。「卵」という漢字が「69」の数字に似ていることと、夏前に卵を食べて体力増進を図ってほしいという願いとかが込められているそうです。

 さて本日、生物生産科2年の「生物活用」の授業で、鶏伝染性咽頭気管支炎(以下ILT)ワクチンを点眼しました。ILTは届出伝染病に指定されており、感染して重症化すると異常な呼吸音となり、血痰で窒息死する場合があります。そのため、ワクチンを点眼し、免疫を補強する必要があるのです。

 4月14日に入すうした際は体重35g前後でしたが、今では平均700g前後としっかり成長しています。2年生は1年生の実習で一度、点眼をした経験があるため、その経験を活かし、集中して取り組むことができました。466羽の点眼を90分程で終えることができました。そして、暑い中での実習でしたが、久しぶりに触れ合うヒナの可愛さに癒されていました。残りの時間は、ワクチンの解説と、次回の実習で行う鶏痘(FP)ワクチン投与の説明を受け、学びのある実習となりました。