ヒナの成長記録VOL.5:IBDワクチン投与!!

 本日、大すう舎に引っ越したヒナ達にワクチンを投与しました。ワクチンの投与方法は「飲水(いんすい)」です。飲水とは読んで字のごとく、乾燥ワクチンを水に溶かして一緒に飲ませるという方法です。その際、すべてのヒナにしっかり投与できるように、あらかじめ断水をしておきます。

 今回投与したワクチンは「IBDワクチン」です。鶏伝染性ファブリキウス嚢病に効果があります。この病気は、届出伝染病に指定されており、ヒナの時期に発生しやすいとされています。もしこの病気にかかってしまうと、急に元気がなくなり、白色や緑色の下痢を起こし、最悪の場合死んでしまうため、しっかりとワクチンを投与し、免疫をつけさせる必要があります。

~ちょこっと雑学~                                        

 今回飲水に使用した水は、一夜汲み置きしたものです。各家庭の蛇口からでる水道水の遊離残留塩素濃度は、1リットル当たり0.1mg(0.1ppm)以上の濃度を保持することが義務づけられているため、塩素を含んでいます。そのため、カルキ抜きをしたものを使用します。