分娩(出産)について

瀬戸南高校では一年一産を目標に繁殖牛を中心に育てています。
そんな牛の妊娠期間は約285日で分娩します。
例えば1月1日に種付け(人工授精)した場合、1月1日から285日後が分娩日になるので、
10月13日が分娩予定日になります。
しかし、生き物にはすべて個体差があるので285日ぴったりで生まれてくることはありません。
そこで分娩日がいつになるかわかる方法があります。
その方法は、分娩日から約1週間前の朝と夕方に体温を測るということです。
牛は分娩をする1日前になると、体温が下がります。
これを利用することで、いつ分娩するのかがわかり、万が一の事故を防ぐことができます。

   

左の写真は分娩時の第一破水前の写真です。右の写真は体温測定している写真です。

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